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今月は、ベントナイトが使用されている土木建築基礎工法について、ベントナイト系遮水シート=パラシールを使った便利で経済的な砕石貯留槽についてのご紹介です。
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巨大ビルの最新基礎工法「安定液工法」 |
<千葉港の作業現場> |
「安定液工法」とは最新の基礎工法のひとつでベントナイトが主剤です。
無振動、無騒音で地中深く(建築するビルの高さと同じ位の深さ)、鉄筋コンクリート製の大きな基礎や壁体を作ることができるのが「安定液工法」です。
この工法は、ベントナイト(主剤)とその他の薬品(助剤)を水に混ぜた安定液を穴に満たした状態で掘ります。
すると、不思議なことに100m掘っても、1000m掘っても穴が崩れない力を持つのです。
浜辺の波打ち際で砂のお城を作ったり、穴を掘ったりして遊んだ経験が誰でもあると思います。波が近くにくると掘っていた穴から水が沸いてきて埋まってしまいます。
臨海地区(例えば汐留やお台場)での巨大ビルの基礎は、この「安定液工法」により建てられています。日本は、この技術で世界のトップクラスの実力を持ってます。 |
この不思議な力を持つベントナイトをムツミはご提供するとともに、さまざまな現場状況を把握し、もっとも適した管理技術も提案しています。
<現場での安定液試験の様子> |
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パラシール(ベントナイト系遮水シート)で作る「砕石貯留槽」 |
最近、雨水の一時的貯留や、防水用水確保のための貯留槽が地下に作られるようになってきました。
その砕石貯留槽とは?・・・
地下に穴を掘り砕石を充填させ、その石と石の間隔に水を貯留させるタイプの貯留槽のことです。
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砕石貯留槽のメリットはたくさんあります!
・鉄筋コンクリートを使わず、非常に簡単な構造でしかも安価
・陥没の心配がなく、上部を広場や駐車場などに有効利用が可能
・貯留槽の深さを変えることで、簡単に貯水量の調整が可能
・将来、撤去する場合も転用することが容易 |
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砕石貯留槽の必要条件の1つに、施工時に使用される遮水シートの信頼性があります。
自己修復性のある、パラシール=ベントナイト系遮水シートなら最適です。
ムツミでは、このパラシール=ベントナイト系遮水シートをご提供しています。
また、豊富な実績から施工に際してのさまざまなご提案もおこなっております。
<施工例:西新井第二団地、百合丘団地>
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